Int関数/Fix関数
数値の整数部分を返します。ともに少数以下のを切り捨てますが、負の数に対する動作が異なります。
【書式】
Int(数値)
Fix(数値)
Sub Int_Fix() MsgBox Int(1.5) '1を返します MsgBox Fix(1.5) '1を返します MsgBox Int(-1.5) '-2を返します。 MsgBox Fix(-1.5) '-1を返します。 End Sub
Round関数
数値の小数部分を四捨五入した結果を返します。ただし通常の四捨五入と違い「5」に関しては最も近い偶数に丸められます。
【書式】
Round(数値,丸める小数点の桁位置)
Sub Round_1() MsgBox Round(1.15, 1) '1.2を返します MsgBox Round(1.25, 1) '1.2を返します MsgBox Round(-1.35, 1) '1.4を返します。 MsgBox Round(-1.45, 1) '1.4を返します。 End Sub
Rnd関数/Randomaize関数
Rnd関数は0以上1未満の範囲の乱数を返します。Randmize関数は乱数の初期値を変更します。
引数の数値は特殊ケーズを除き指定しません。
【書式】
Rnd([数値])
Randmize([数値])
Sub Rnd_Randomize()
Dim i As Long
Randomize
For i = 1 To 3
MsgBox Int(Rnd * 10) '0 ~ 9までの乱数を3回表示します。
Next
End Sub
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