【Access】フォームで最速作成するExcelっぽい台帳管理アプリ

台帳 簡単台帳作成

前回使用したテーブルを元にフォームで台帳を作成していきます。

管理拠点マスタを追加する

前回テーブルで台帳作成したとき管理拠点の候補をコンボボックスから値リストを利用して選択していましたが、今回は管理拠点マスタを作成して管理します。

マスタ追加1
新しく「T_管理拠点マスタ」を作成します。
マスタ追加2
管理拠点マスタの内容を登録します。

「T_パソコン台帳」を調整する

前回の「T_パソコン台帳」テーブルを調整し管理拠点マスタと結合できるテーブルに調整します。

台帳調整1
「T_パソコン台帳」をコピーします。
台帳調整2
「T_パソコン台帳」を貼り付けします。
台帳調整3
「T_パソコン台帳V2」として新しくテーブルを作成します。このとき「テーブル構造のみ」を指定しデータは引き継ぎません。
台帳調整4
管理拠点コードを短いテキストから数値型に変更します。ルックアップをコンボボックスに変更し「T_管理拠点マスタ」から選択できるようにします。「列数:2」はT_管理拠点マスタのコードと名称を表示するため、「入力チェック:はい」はT_管理拠点マスタに存在しない拠点は登録できないようにします。

クエリを作成する

パソコン台帳と管理拠点マスタを結合したクエリを作成しフォームのソースと指定利用します。
「作成」タブから「クエリデザイン」ボタンをクリックしクエリを作成します。

クエリ作成1
クエリ作成画面の初期画面です。
クエリ作成2
「テーブルの追加」から「T_パソコン台帳V2」を選択し「選択したテーブルを追加」ボタンをクリック。「T_管理拠点マスタ」を選択し「選択したテーブルを追加」ボタンをクリックすることでクエリ画面にテーブルが表示されます。
クエリ作成3
「T_パソコン台帳V2」の「管理拠点コード」から「T_管理拠点マスタ」の「拠点コード」へドラッグすることでテーブルが関連付けされます。
クエリ作成4
関連付けた線を右クリックし「結合プロパティ」をクリックします。
クエリ作成5
「結合プロパティ」で「2:’T_パソコン台帳V2’の全レコードと’T_管理拠点マスタ’の同じ結合フィールドのレコードだけ含める」を選択します。
クエリ作成6
結合線が矢印に変化します。
クエリ作成8
結合が終わりましたので、次に表示するフィールドを選びます。「T_パソコン台帳V2」の全フィールドを「Shift+↓」で選択しマウスで画面下にドラッグします。
クエリ作成9
「T_管理拠点マスタ」の「拠点名称」を「管理拠点コード」の右側にドラッグします。
クエリ作成10
表示するフィールドが決定しました。
クエリ作成11
クエリ1の右側の「×」をクリックしクエリ名を指定します。
クエリ作成12
Q_パソコン台帳を起動すると設定した内容が表示されます。

フォームを作成する。

作成したクエリを元にフォームを作成します。今回はExcelにっぽい台帳ということでデータシートを作成します。

クエリ「Q_パソコン台帳」を選択し「作成」タブ→「その他のフォーム」ボタン→「データシート」ボタンをクリックしフォームを自動作成します。
フォームが自動作成されたら拠点名称は変更したくないため、プロパティシートから「使用可能:いいえ」を設定し変更できないようにします。
画面を閉じてフォームの名前を決定します。
フォーム作成6
「F_パソコン台帳」を起動し動作確認しましたが拠点の選択でコンボボックスが大きいことに気づきます。
管理拠点コードのプロパティシートで「列幅:2:3」「リスト幅:5」を設定します。設定後は各項目「cm」が設定追加されます。
フォーム作成8
「F_パソコン台帳」を開きコンボボックスの大きさが適切であることを確認します。
問題なければ完成です。

次はメニュー画面作成です!

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